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Reel 3-Dカタログ(続きの続き)
ステレオスライドの鑑賞方法は、プロジェクターでスクリーンに投影する方法もある。プロジェクターはステレオ専用のものが必要で、TDC116などの中古品を手に入れる必要がある。Reel 3-Dは基本的に中古品は扱わないので、プロジェクターはebayで手に入れたが、スクリーンはここのカタログにあるものを購入した。
ステレオ写真のプロジェクター鑑賞に使うスクリーンは特殊なものが必要で、偏光を正しく反射するシルバースクリーンが必要。一般的な白色のスクリーンじゃだめなのだ。ところが、このスクリーンが日本ではなかなか手に入らない。カタログには4種類あって、一番小さなものなら100ドルほどと驚きの安さ。僕はこれを送料の安い船便で送ってもらった。もちろん、鑑賞に必要なポラロイド(偏光フィルター)めがねも一緒に。
もう一つ、プロジェクター鑑賞で心配なのが、プロジェクター電球のスペア。昔の映写機なので、現代では使っていない規格。もちろん、ハロゲン電球じゃない。いまどきどうやって手に入れるのかとも思ったが、ちゃんとカタログに載っている。注文したらなんと、日本製の富士電球のものが届いた。では日本でも買えるのかなと思って秋葉原を探索したら、送料込みでもReel 3-Dの方が安かった。
Reel 3-Dが閉店となった今ではステレオカメラを楽しむための機材を調達するのが簡単ではなくなってしまった。それでも、ebayなどのマーケットを使うなど、工夫次第でまだ何とかなっている。それというのも過去に作られた大量の製品が、まだたくさん米国の家庭に眠っているということ。もしもステレオが日本発信で流行ったものだったら、今でも楽しむという環境は・・・なかっただろうなぁ、なんて考えてみたりする。
投稿者 J_Sekiguchi : 2017年12月14日 10:00
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