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なんちゃって革ケースの作製①
ステレオカメラコレクションの中でも稼働率の低いのがベルプラスカ。何でかというとストラップが付けられない。お散歩に連れてゆくにはちょっと困るわけです。ストラップが付かないのは取り付けのための吊輪がカメラ本体に付いていないのです。この手の古いカメラにはよくあることで、革のケースにストラップが付いているけど、カメラ本体にストラップが付かない。で、ケースは古くなって壊れたとか、無くしたとかで困った状態になっているという訳です。
じゃあ、得意のebayでケースを手に入れればいいじゃないかということになりますけど、さすがに古すぎて手に入らない。もし見つかったとしてもボロボロで使えたモンじゃないという状況なのです。じゃあもう一つ得意の、ないなら作ってしまえということになるわけで、このたびやってみっかということになりました。
本格的に本革で作るとなると、専用の道具を用意したりとか、革の縫い合わせの作法なんかを勉強したりとか面倒なわけで、靴屋を開業する夢などない僕にとってはハードルが高すぎます。そんなわけで、とにかくストラップが取り付けられればいい「なんちゃって革ケース」を作ろうということにしました。
まずはカメラ現物から寸法を採って厚紙を切り抜きます。なんとなく、こんなふうかなぁという感じで糊付けをしてケースの原型を作ります。このままだとふにゃふにゃだし、強度もないので使えません。厚紙をさらに重ね貼りしても強度は出ないのです。というわけで、ポリプロピレンのシートを貼り付けて強度を確保します。
それでも吊輪の部分は壊れては困るので、金具を入れることにします。適当な文具用品で金具を作り・・・はてさて、こんなんでちゃんとできるのでしょうか。つづく。
ポリプロピレンのシートの上からさらに紙を貼っています。
投稿者 J_Sekiguchi : 2014年01月16日 10:00
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