STEREO CLUB TOKYO

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メモホルダー

 コレクターのつもりはないけど、ステレオカメラをたくさん持っている。フィルムカメラなんていっぱい持っていても今の世の中じゃ自慢にならないけどね。でも、リアリストだけで10台ある(えっへん)。レンズが違うとか、特別に改造したものとかあるから、どれもどこかが違う。こいつらを使いまわすのはけっこう大変。
 モノクロフィルムが反転現像できるようになり、この状況がちょっと変わってきた。定番のカラーリバーサルを入れた1台のほか、別の1台にモノクロを詰める。実験的に入手した新しいフイルムがあっても、空いているカメラはいっぱいあるから大丈夫。そのうち、このレンズにはどのフィルムがいいかなんて考えている。
 こんなふうに遊び始めると、どのカメラに何を入れたのかがわからなくなる。カラーのつもりで撮っていたらモノクロだったなんてコトにも。大体、リアリストなんてどれも同じように見えるから、何を入れておいたか覚えていることがムリなのだ。ちょっと蓋をあけて中身を見てみましょう、なんてことが気楽にできないからね。
 デジタルカメラのヒトには無縁でしょうけど、フィルムカメラには「メモホルダー」が付いていたりします。裏蓋のあたりの四角いポケットのようなものがこれ。フィルムの紙箱の一部を差し込んでおけば便利というもの。メモホルダーが登場する前のリアリストには当然ないのだが、カメラ用品コーナーには後付のメモホルダーもあった。一度これを使ってみたのだが、カメラの本革に粘着シートで貼り付けるというのが嫌だったな。
 というわけで、僕は紙箱の一部をさらに小さく切り、折りたたんでホットシューのところに差し込んでいる。やってみればなーんだ、ということなんだけど。メモホルダーのない頃はこうしていたとも聞きますね。


投稿者 J_Sekiguchi : 2013年01月24日 10:00


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