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レデュフォーカス再び
ステレオリアリストのレンズ焦点距離は35mm。これを25mmの広角にするアタッチメントがシュタインハイル社製レデュフォーカスだ。常々、変な名前だと思っているのだが、“数を減ずる”という動詞“reduce”から来ているのだろう。つまり、焦点距離を減ずるものですよ、と。それより、画角を拡大します、という意味が良かったんじゃないかと思う。でも、「なんとかエクステンダー」という名前もどうだか、という感じではあるが。
取り付け方法は前に紹介したのだが、カメラのビューファインダーを塞いでしまうことと、画角を変えねばならないことから、専用のビューファインダーがぶら下がるように設えてある。結構じゃまな位置にあるのが玉にキズ。
レデュフォーカスを取り付けたリアリストは、ちょっとそこいらのカメラにはないような、クラシカルだけど超高性能な機械といったオーラを強力に放つ。その威圧感はなかなかのものである。
見かけはともかくとして、持ちづらい形にトランスフォームするので使いづらい。もう一つの不便がぶら下がっているビューファインダー。カメラの底部にあるから置き場所に困る。しかもよく見えないのだ。
このビューファインダー、友達から眼鏡を借りた風景が見える。焦点が合わなくて、目を凝らしていると頭が痛くなりそうなあの感じ。自分の目が悪いのか、ファインダーが壊れているのか。ファインダーの構造をよく見ても、部品が足りないふうではない。でも覗くと、レンズが一枚入れ忘れられている感じ。
それなら、補正用のレンズを入れてみたらどうだろう。そんなことを考えてみたのだが、使えそうなレンズが手元にない。使えそうなものが手に入ったら試してみようと思うのだが、なかなかできないでいる。
ファインダーを取り外したレデュフォーカス本体と、バラバラになったファインダー
投稿者 J_Sekiguchi : 2012年12月06日 10:00
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