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ラ・フェスタ アウトゥーノ
10月10日は晴れることが多い日だと聞く。この日を含めて三連休となった。久しぶりに家族と温泉に行こうと決めた。 圏央道、関越道を経由して草津に行くルートを選定し、車でお出かけ。昔は車にお金をかけたこともあるが、マニュアルミッションの車は極端に少ない時代。運転する楽しみが奪われたような気がして、今はATの小さなクルマ。
スピードは控えめ、というか控えめにしか出ない車でまだ渋滞の始まっていない高速道を流していると、古いオープンカーが目の前に現れた。あちらもスピードは控えめ。年配のご夫婦が乗っておられる。ああいう車で旅行をするのも楽しいだろうなぁ、ああいう余裕がほしいものだと妻と話をしていると、バックミラーに赤い、変わった車が映った。
ン?紅の・・・豚、いや、赤い彗星!?それはあっという間に視界を通り過ぎて行ったが、それもやはり古い車。こういうのが好きな人が多いのだろうか。そんなふうに考えていたら、後から後から、古い車がどんどん現れる。
よく見れば、車体にはゼッケンのようなものが貼ってあるし、サポートカーのようなものも並走している。後で調べたらラ・フェスタ アウトゥーノ2011というイベント。4日間で1200kmを走るが、どれも1967年以前の車だという。
偶然にも僕たちの旅行のルートと重なったため、たくさんのクラシックカーと並走するという夢のようなひと時を得ることができたのだ。走っているクラシックカーを間近で見るというのは大きなインパクトがある。感動する。ほんとに。
運転しながら撮影をするのは非常に危険デス。運よくサービスエリアで彼らを間近に見ることができたので、こちらも同年代のステレオカメラ“リアリスト”を取り出して撮影。なんでわざわざ使いにくい古い機械を使うのか。だって、こっちの方がおもしろいんだ。まあ、簡単には言い尽くせないところがあるのよ。僕もあんな車に乗ってみたい。
投稿者 J_Sekiguchi : 2011年11月03日 10:00
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