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クラフトロボ運用ガイド
クラフトロボを使ったマウント作製作業、快調である。カッターと定規を使った手作業などとは、比べ物にならないほど速く、正確にカッティングできる。これを使うようになった経緯については前に紹介したとおりだが、はじめて使う人には戸惑うことも多いだろう。もっとも、これを使って作業をしている人が日本中で何人いるか知らないが・・・。
僕が使っている機種は既に旧式となり、今ではパソコンに接続しなくてもカッティング動作ができる新機種が発売されている。それでも、基本的なメカの機能は同じだろうから、以下に述べることを参考にしていただきたい。
①カット線の順番は指定できず、機械が勝手に切る順番を決めて動くので、カッティングヘッドがあちこちに移動しすぎると精度が出ない。微妙にずれたりするので注意。対策は、図案を用紙範囲に全て並べるのではなく、上下に分割するなどして、カット作業自体を分離するといい。つまり、図案を複数のデータにして、順番にカット指示をする。
②ヘッドの送りスピードは最速にしても、カット精度が落ちることはない。
③マウント開口部が切り離されて、ここの切りカスが引っかかることがある。ワークの下にはカッティング用台紙をあてて、切りカスがあちこちに行かないようにしよう。プラ下敷きにスプレー糊を軽く吹いたものでも同じように使うことができる。
④前後方向のカットでは、送り方向によって切れる深さが浅くなる。カット線を重ねて確実に切れるよう工夫する。また、折線は点線でカットするといいが、ここのカットが浅いときは、カッターでなぞる手作業をした方が仕上りはいい。
⑤マウントのデザインは、1mm間隔のグリッドを設定し、グリッドスナップを有効にすると作りやすい。スナップ有効のままでも、実用的なデザインが可能。微妙な調整をするには、スナップを無効にしてから頂点編集で直すといいだろう。
投稿者 J_Sekiguchi : 2011年05月15日 10:00
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コメント
あんまりクラフトロボ使ってませんが、トンボをプリンタで印刷して、慣らし動作を実行してからやると殆ど誤差が出ませんよ。
投稿者 dddmania : 2011年05月16日 21:12
トンボ機能は全く使っていませんでしたが、活用するとカット精度の面だけでなく、マウント面へのオリジナルロゴ印刷にも便利そうですね。
ただ、特別厚い紙に印刷できるプリンターが無いので、このあたりにもう一つ工夫がいるようにも思います。
投稿者 sekiguchi : 2011年05月16日 22:29
そういう場合は、フリーカットのラベルシートにトンボを印刷してカットしたい物に貼ると良いです。
投稿者 dddmania : 2011年05月20日 00:29