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でべそのホットシュー
熊:暗いところで撮るにはどうしたらいいんでやんす?御隠居。
爺:そりゃあな、ストロボを付ければいいんだよ。リアリストのシューは接点付きのホットシューだからね。
熊:へぇ。でも御隠居、この金具んとこにゃぁ、真ん中にでべそがついてますぜ。これじゃあストロボ、入らねぇなぁ。このでべそ、いっそ削っちまおうか。
爺:これこれ、手荒なことをするんじゃありませんよ。元々はフラッシュを付けるようになってるんだから。
熊:フラッシュってのは電球みてえのがボンといくやつですかい?
爺:そうだよ、ちゃあんと専用のフラッシュが付くようになってんだから。ストロボを付けるにはアダプターを使うなり工夫すりゃいいんだ。削っちまったら元に戻らないんだからね。
熊:でもね、御隠居、フラッシュってのはストロボとはタイミングが違うでやんしょ?ストロボは「X」、フラッシュは「M」とか「FP」とか。
爺:へぇ、良く知ってんね。って、とぼけてんのかい、こいつぁ。確かにリアリストの接点はフラッシュ用だからシャッターが全開する前につながるよ。ストロボ用にばっちり調整することもできるが、まあ、そのまんまでも使えるから細かいことは気にしなさんな。この辺の詳しいことはこのコラムでそのうち紹介されるから、そんときゃ良く読んどきな。
熊:へい。
投稿者 sekiguchi : 2004年10月09日 01:33
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